応用化学科 関根泰教授の研究がトップ10イノベーションに選ばれました 最新の研究成果やプレスリリースの内容を紹介しています。

応用化学科 関根泰教授の研究がトップ10イノベーションに選ばれました

安倍前総理が2014年に立ち上げ日本政府が主導して毎年開催されているInnovation for Cool Earth Forum (ICEF) が、本年も10月8日までを会期として東京で開催され、この中で先進理工の関根 泰(せきね やすし)教授の研究が、トップ10イノベーションの一つとして選ばれました。ICEFは、世界のリーダーが一堂に会して技術イノベーションによる気候変動対策を協議することを目的としています。トップ10イノベーションとは、“エネルギーおよび気候変動緩和に資する最近のイノベーションの中から特に優れた事例を選出、エネルギー・環境分野における社会変革への貢献が期待される技術”と紹介されています。2020年度の受賞の一覧は下記からご覧になれます。
https://www.icef-forum.org/jp/top10/
早稲田大学先進理工学研究科の関根 泰教授は、海外の並み居る強豪に混じって国内から3件選ばれたうちの1件に入りました。
その成果はすでに早稲田大学のプレスリリースでも紹介されています。
https://www.waseda.jp/top/en/news/73353
二酸化炭素を低い温度で再資源化しうる手法を、触媒の精密な設計技術と、表面プロトニクスという概念を組み合わせることで実現しました。今後の二酸化炭素削減の中で、重要な技術の一つとなると考えられます。

関根 泰教授のウェブサイトはこちら
http://www.f.waseda.jp/ysekine