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ナノシート電極で植物電位を測定

世界初・ナノシート電極を用いた植物電位のライブモニタリングに成功

植物の生体電位を低侵襲に計測可能なナノシート電極

シート型電極の開発を行っている東京工業大学生命理工学院の藤枝俊宣講師(兼 早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構・研究院客員准教授)、早稲田大学高等学院の谷口広晃氏(現 早稲田大学先進理工学部生命医科学科2年)、秋山和広教諭(早稲田大学高等学院)の研究チームは、植物葉で電位を測定できる極薄な導電性ナノシート電極(ナノシート電極、厚さ 約300ナノメートル ※1ナノメートルは100万分の1ミリメートル)を開発し、導電性高分子を用いた植物生体電位のライブモニタリングに世界で初めて成功しました。

本研究成果は、2020年6月5日午前10時(日本時間)に日本化学会が刊行する国際誌「Bulletin of the Chemical Society of Japan」のオンライン速報版で公開されました。<続きを読む>